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国会の用語集

このサイトで使う国会の言葉を、やさしい言葉で説明します。33語。

国会のしくみ

衆議院と参議院しゅうぎいん・さんぎいん

国会は、衆議院と参議院の2つの院でできています(二院制)。衆議院の任期は4年で、解散があると期限の前に終わります。参議院の任期は6年で、解散はなく、3年ごとに半数が選び直されます。予算、条約の承認、内閣総理大臣の指名、法律案の議決では、衆議院のほうが強い権限を持っています。

ほかの呼び方:二院制

このサイトで:法律ができるまで 公式の説明:参議院「衆議院と参議院の違い」

会期かいき

国会が活動できる期間のことです。第221回国会のように、会期ごとに番号がつきます。会期の中で議決されなかった案件は、原則として次の国会に引き継がれません(会期不継続の原則)。

ほかの呼び方:国会の会期

このサイトで:法律ができるまで、継続審査 公式の説明:参議院「継続審査」

常会・臨時会・特別会じょうかい・りんじかい・とくべつかい

常会は、毎年1回、1月中に召集され、会期は150日間です。次の年度の予算などを審議します。臨時会は、補正予算など臨時の必要があるときに開かれ、会期はそのつど国会が決めます。どちらかの院の総議員の4分の1以上が求めたときは、内閣は臨時会を召集しなければなりません。特別会は、衆議院の解散・総選挙のあとに開かれ、このとき内閣は総辞職して、内閣総理大臣が指名されます。会期はそのつど国会が決めます。

ほかの呼び方:通常国会、臨時国会、特別国会

公式の説明:参議院「召集と会期」

本会議ほんかいぎ

議員全員が集まって開く会議です。委員会での審査をふまえて、法律案などを最終的に決めます。参議院の本会議では、議員がそれぞれの席のボタンで賛否を示し、一人ひとりの賛否が記録されます。衆議院の本会議では、多くの法律案が起立や「異議なし」で採決されるため、一人ひとりの賛否は記録されません。

このサイトで:押しボタン投票 公式の説明:参議院「本会議」

委員会いいんかい

テーマごとに分かれて、法律案や政府の仕事を詳しく調べる会議です。法律案は、本会議の前に委員会で審査されます。国会での議論の多くは、この場で行われます。常任委員会は、決まった分野の議案を審査します。特別委員会は、特に必要があるときに、議決で置かれます。

ほかの呼び方:常任委員会、特別委員会

このサイトで:法律ができるまで 公式の説明:参議院「議案」

付託ふたく

議長が、提出された法律案を、審査する委員会に回すことです。付託された委員会が、法律案を審査します。

このサイトで:委員会 公式の説明:参議院「議案」

会派かいは

議員が自由に作る、国会の中のグループです。2人以上で作れます。政党と同じとは限りません。政党は国会の外でも活動しますが、会派の働きは国会の中だけです。無所属の議員が加わることもあります。委員長や委員の席、本会議での発言時間などは、会派の所属議員の数に応じて割り当てられます。このサイトでは、議員の所属を会派で示しています。

ほかの呼び方:院内会派

このサイトで:会派ごとに見る、議員をさがす 公式の説明:参議院「会派」

与党・野党よとう・やとう

内閣をつくり、支える側の政党や会派を与党、それ以外を野党と呼びます。このサイトでは、第2次高市改造内閣(2026年9月17日発足)の閣僚・副大臣・政務官が所属する会派を与党としています。出典は首相官邸 閣僚等名簿。

このサイトで:数字の決め方(与党の分け方)

法案ができるまで

法律案(法案)ほうりつあん・ほうあん

法律にすることを目指して、国会に出される案です。国会で議決され、法律として成立するまでは「案」です。内閣が出すものと、議員が出すものがあります。

ほかの呼び方:法案、議案

このサイトで:法案をさがす、法律ができるまで 公式の説明:参議院「議案」

閣法・衆法・参法かくほう・しゅうほう・さんぽう

法律案を出した人による呼び方です。閣法は内閣が出したもの、衆法は衆議院議員が出したもの、参法は参議院議員が出したものです。議員が出すには、賛成者が、衆議院で20人以上(予算を伴う法律案は50人以上)、参議院で10人以上(同20人以上)必要です。

ほかの呼び方:内閣提出法案

このサイトで:議員立法、法案をさがす 公式の説明:参議院「議案」

議員立法ぎいんりっぽう

議員が自分たちで書いて、国会に出す法律案です。衆法と参法のことです。内閣が出す閣法とは、出す人が違います。

ほかの呼び方:議員提出法案

このサイトで:閣法・衆法・参法 公式の説明:参議院「議案」

討論とうろん

採決の前に、賛成する議員と反対する議員が、それぞれの理由を述べることです。このサイトの「賛成の理由」「反対の理由」は、国会の討論で、議員本人が述べたことをもとにしています。

このサイトで:法案をさがす

採決・可決・否決さいけつ・かけつ・ひけつ

採決は、賛成か反対かを決めることです。賛成が多くて認められることを可決、認められないことを否決といいます。多くの場合、出席した議員の過半数で決まります。

ほかの呼び方:表決

このサイトで:全会一致・賛成多数 公式の説明:参議院「本会議」

全会一致・賛成多数ぜんかいいっち・さんせいたすう

全会一致は、反対する会派がなく、すべての会派が賛成したことです。賛成多数は、反対する会派や議員がいたうえで、賛成のほうが多かったことです。このサイトの法案ページには、衆議院の採決での会派の態度(賛成・反対)を載せています。

このサイトで:会派ごとに見る

押しボタン投票おしぼたんとうひょう

参議院の本会議で、議員が席にあるボタンで賛成か反対かを示す方法です。1998年(第142回国会)から、議案の採決は原則としてこの方法で行われています。結果は、議員一人ひとりの賛否が分かる形で、会議録と参議院のホームページに載ります。

ほかの呼び方:押しボタン式投票

このサイトで:本会議 公式の説明:参議院「押しボタン式投票」

修正しゅうせい

提出された法律案の中身を、審議の中で直すことです。直したものが可決されることを「修正可決」といいます。

撤回てっかい

法律案を出した側が、その法律案を取り下げることです。国会に提出したあとは、その院の承認(許可)が必要です。撤回された法案は、成立しません。

廃案はいあん

会期の中で議決されなかった法律案が、会期の終わりに消えることです。次の国会で審議するには、あらためて出し直す必要があります。ただし、手続きをして継続審査になった法律案は、廃案になりません。

このサイトで:継続審査 公式の説明:参議院「継続審査」

継続審査けいぞくしんさ

会期が終わっても、委員会で引き続き審査することです。議院の議決で特別に付託された案件が対象で、閉会中に審査した議案は、次の国会に引き継がれます。

ほかの呼び方:閉会中審査

このサイトで:会期、廃案 公式の説明:参議院「継続審査」

公布・施行こうふ・しこう

公布は、成立した法律を、官報に載せて国民に知らせることです。施行は、その法律が実際に効力を持ち始めることです。公布の日と施行の日が違うことが多く、成立してから暮らしが変わるまでには、時間差があります。

ほかの呼び方:施行日

このサイトで:法律ができるまで

政令・省令せいれい・しょうれい

法律を実際に動かすための、細かい決まりです。政令は内閣が、省令は各省の大臣が定めます。国会で採決されるものではなく、法律で決められた範囲で、政府が定めます。定める前に、パブリックコメントで意見を募ることがあります。

ほかの呼び方:命令等

このサイトで:パブリックコメント

条約じょうやく

外国や国際機関との間で結ぶ、文書による約束です。内閣が結び、国会の承認を受けます。承認では、衆議院のほうが強い権限を持っています。

ほかの呼び方:条約の承認

このサイトで:衆議院と参議院 公式の説明:参議院「衆議院と参議院の違い」

議員・政府の役職・お金

質問主意書しつもんしゅいしょ

国会議員が、国会での質問とは別に、文書で内閣に質問する仕組みです。議員は1人でも出せます。議長の承認を得て内閣に送られ、内閣は、受け取った日から7日以内に答える義務があります。7日以内に答えられないときは、その理由と、答えられる時期を知らせます。

このサイトで:答弁書、議員をさがす 公式の説明:参議院「質問主意書」

答弁書とうべんしょ

質問主意書に対する、内閣の文書での答えです。閣議で決めて、内閣総理大臣の名前で出されるため、内閣としての考えを示すものになります。

このサイトで:質問主意書 公式の説明:参議院「質問主意書」

答弁とうべん

国会で、質問された大臣などが答えることです。大臣・副大臣・大臣政務官は、国会では答弁する側に立ちます。

このサイトで:大臣・副大臣・大臣政務官

大臣・副大臣・大臣政務官だいじん・ふくだいじん・だいじんせいむかん

政府の役職です。どれも、国会議員がなることができます。国会では、質問に答える側に立つため、このサイトでは、ほかの議員とは発言の数を比べていません。

ほかの呼び方:政務官、政府の役職

このサイトで:議員をさがす

委員長いいんちょう

委員会の会議を進める役です。会議の進行のための発言は、議員自身の意見ではないため、このサイトでは、発言の数に入れていません。

ほかの呼び方:議事進行役

このサイトで:委員会

会議録かいぎろく

国会の会議での発言を、文字にして残した記録です。国立国会図書館の「国会会議録検索システム」で、誰でも検索して読めます。このサイトの議員ページの発言の数は、この記録を数えたものです。

ほかの呼び方:国会会議録

このサイトで:議員をさがす 公式の説明:国立国会図書館「国会会議録検索システム」

歳費さいひ

国会議員が、法律にもとづいて国から受け取るお金です。給料にあたります。期末手当など、ほかのお金も含めて、「議員に出るお金」のページにまとめています。

ほかの呼び方:議員の給料

このサイトで:議員に出るお金

小選挙区・比例代表しょうせんきょく・ひれいだいひょう

議員の選ばれ方です。衆議院は、1つの選挙区で1人を選ぶ小選挙区と、全国を11のブロックに分けて政党の得票に応じて選ぶ比例代表の2つがあります。参議院は、原則として都道府県を単位にした選挙区と、全国を1つの区にした比例代表の2つがあります。

ほかの呼び方:選挙区

このサイトで:地元の議員 公式の説明:参議院「衆議院と参議院の違い」

当選回数とうせんかいすう

選挙で当選した回数です。衆議院の公式プロフィールでは、参議院議員だった経験がある人は「2(参1)」のように、参議院での回数を別に書きます。このサイトでは、「衆議院で2回(参議院議員として1回)」のように書いています。

このサイトで:議員をさがす

中央値ちゅうおうち

数を小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる数です。ごく多い人や、ごく少ない人に引っ張られにくいため、このサイトでは、同じ院・同じ立場の議員と比べるときに使っています。

このサイトで:数字の決め方

意見を届ける

パブリックコメントぱぶりっくこめんと

政府が、政令や省令などを定める前に、その案を公表して、広く意見を募る手続きです。原則として、意見を出せる期間は30日以上あります。集まった意見と、それに対する役所の考え方は、あとで公表されます。法律案は、この手続きの対象ではありません。

ほかの呼び方:意見公募手続、意見募集

このサイトで:政府に意見を出す、政令・省令 公式の説明:e-Gov「パブリック・コメントとは」

説明は、参議院・e-Gov・国立国会図書館などの公式の説明をもとに、やさしい言葉に直したものです。法律の言葉としての正確な意味は、それぞれの公式の説明で確かめてください。誤りに気づかれたときは、訂正の窓口へお知らせください。